2010年12月5日日曜日

What changed from that time? / What changes from now?

10月、会社の同期の結婚式があった。
その時期は複数の結婚式が重なったり
(1か月ちょっとのうちに5回結婚式があった)、
元々仕事が煮詰まっているうえに
チームリーダーのお子さんが生まれそうで、
リーダー不在でさらに仕事が煮詰まったり
複数の結婚式の幹事が重なったり、
結婚式の余興でビデオレターを作ったり、
週末はダイビングのガイドだったり、
煮詰まり過ぎて箸を持つ手が震えるほどだった。
でも、そこまでして作ったビデオレターがあるおかげで、
今の自分がある気がする。
何となく気が塞いでいるときでもそれを見ると何故か心が励まされる。
職場の人間関係は何かとドライだけど、
ビデオレター作りを通して新郎新婦の両親や兄弟に接することができて、
家庭の温かみというか、温かい家庭に触れることができて、幸せを感じた。
和やかな家庭を見ると、こっちまで幸せを感じられる。

その一方で、必死にビデオレターを作ってて思ったのは
ビデオレターを作ってた同期に支えられた
(彼らも体壊し気味だった。彼らがいなければあのビデオレターは絶対に作れなかった)
たなということと、
他にも一生懸命やらないといけないことがあるんじゃないのかということ。

入社二年目くらいに仕事というか人生をある意味で諦めかかって、
平日は言われたことだけはできるように仕事して(上から見てできていたかは甚だ疑問だが)、
仕事を通して夢を実現したいとかそういったことは考えないようにして、
土日はひたすらダイビングをしていた。

次第に自分自身に対する愚痴とか葛藤とかは減って、
まわりにはmixiの日記、明るくなったねと。
実際、楽しかったし、ダイビングを通して学んだこともたくさんあって、
今でも楽しいんだけど。。。

親友と酒を飲んでるときに
「プライベートはいいんだけどねえ。仕事は。。。」
と言っている自分がいて、

そこで、ビデオレター作りやら何やらで自分がパンクしそうになって…
俺はいったい何をやってるの?本当にこのままでいいの?と思った。

今のまま10年経ったら自分は自分自身に対して満足できるだろうか。
いや、できない(反語)。
言われたことを期日までに然るべき品質で効率良く出すことしか考えていないから。
個人も組織も疲弊しきっていて考える余裕がないから。
新しい、世の中を変えるようなものを作り出せる気がしない。

要は10年経ったときに自分がやっている仕事・技術に対して、
楽しい・面白いと思えない、誇りが持てないだろうと。
自分がやっている技術を面白いと思えない技術者は
もはや技術者とは違う生き物だろうと自分は思うわけで。
それくらいの歳の上司とサシ飲みして聞いてみてもそうだった。

で、社内の部会に出始めたり、楽天行ったり、Oracle行ったり、Google行ったり、
業務時間外の勉強会に出始めたりしてるんだけど、、、
思うのはうちの会社大丈夫か(反語)。
(上から見たらそんな社外がどうのとかお前が考えることじゃないから、
まずは目の前の仕事を然るべき品質で然るべき納期で効率良くやってくれと思うだろうけど)


それ以上に痛感してるのは自分の力のなさ、技術力、政治力、あと他人に対する気配り。
これがまずいと思ったときに技術的にも政治的にもいかんともしがたいことが多すぎるし、
すぐてんぱるし、てんぱったときとに他の人に配慮ができていない。
入社二年目と今とで何が変わったのだろう。

今は仕事して、色んなもの見て、勉強して力を蓄えるときなんだと思う。
でも、正直何をどうしたいのか自分でもよくわかっていない。
少なくとも昔みたいに思考も行動も止まったままでいるのはよくない。

誰に頼まれたわけでもないけど、
ここ最近、「これで本当にいいのか?」迷ったり悩むことが前以上に増えたし、
心身ともに不安定になりがち。

自分に正直に生きようとするのって、楽じゃないんだなあと。
でも、「プライベートはいいんだけどねえ。仕事は。。。」と言っていたころより少しはマシだと思う。

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